入学式。一筋の涙。

入学式。一筋の涙。

春は出会いと別れ、人間関係もさることながら天気の晴れと雨と爆風スランプとんでもねぇ爆風、春の嵐とはよく言ったもんだ。そう。昨日から雨が降り続いているのだ。桜満開と同時に訪れる春の嵐。今朝もすごい雨、式頃には上がる予報だがどうだろうか。

そんな中娘は今日、入学式を迎える。産まれた時、2歳の誕生日、3歳の七五三、4歳でお姉ちゃんになり、5歳で人間の成形が整ってきて6歳抜群のお姉ちゃん業。そんな彼女がついに入学式。

朝9時出発なのに8時36分によーやく起きる始末。「おはよ」と言うと娘「遅い!早く準備して!朝ごはんあるよ!」「は〜い」ゾウのようにふんふん、とスーツに腕を通す上着はまだ着ていない。朝シャン、洗面台で伸びるタイプの蛇口を持って足にタオルを挟んで髪の濡らしてシャンプーして。ふぅ おっ、ヒゲも剃らなきゃな、しっかり拭いてワックスとジェルを混ぜてテキトーセットの完成。「よっしゃ!準備万端!行きましょう!」「準備はやっ!まだ終わってないよ!」だろうね、これいつものやつ、ね、いつものやつですよね?

外を見てみる。雨上がってね?上がってるよ!おおお〜♩よしよしこれは嬉しい!集合集合!子供は慌てて出てくる嫁さん遠くで怒ってる。集合して家の前でバシバシ取ってみた。

いいねぇ!こうやって20歳の頃は想像もしてなかった映像が現実に流れてまたさらに想像もしていなかった次のステージへ進むんだな。進むんだ。

車に乗り込み、嫁さんから案内をもらう。うむうむ車は小学校のグランドへ停めるんだな。最低だな。ぜってーぐっちょんこびっちょんこでしょ。行ってみる。はい。予想通りそうです。ぐっちょんぐっちゃんこぉのびっちょびちょんこ。私はいいんだが子供の晴れ姿が朝イチから汚れるのは悲しい。と思っていたところ案内の方が人下すだけなら玄関に横付けしていい。と!なんと!なんと素晴らしい対応だろうか。ありがとうございます!嫁さんと子供置いて私は大海となった運動場、しかも玄関から1番離れたとこゆ案内された。いいんだ。私はいいんだ。みんな私を置いて行ってくれ!だって私の革靴はドンキで買った2990だから!ガハハ

買おうと思ったけど思っただけです。毎度そう。多動のため一点一点高いものを買うことがなくいろんなものを安く仕入れる癖と言うか、とにかく貧乏性なのです。んなわけで汚れたって平気さ!玄関前に「入学式」とお決まりの看板の前でお決まりの記念写真。嫌だったけどここは後から残るだろうし僕はおとなだし。パシャリ。玄関入るとそこには懐かしい光景が。あぁ靴箱懐かしーーーー!!とおじさん興奮。子供が靴箱へ靴を入れる。その姿になぜか涙しそうになったおじさん。うんうん。大きくなったな!うんうん。うんうん。

嫁さんと子供は教室へ入り、自分のランドセルの置く場所、机の場所を確認して親は体育館へ移動。子供は後から入場ということだった。

机や教室、黒板に黒板消し、黒板横の貼り出しものに先生の机、机の位置、窓の感じや床の感じ。あの日あの時の思い出たち、ほんとにタイムスリップしたような感覚に落ちてすごくいい想いをさせてもらった。我々は体育館へ移動する。移動してる時も壁には廊下は走るな。の貼り紙、手洗い場所の茶色い石の感じ便所の感じ、保健室のベットが二つ並んでカーテンがあって白衣の先生がいる感じすげぇ懐かしい。懐かしいっしょ?

体育館に行くと在校生が作ってくれたであろう展示物や紙の花、なんて名前だろう、ググったら「ペーパーフラワー」と言うそうだ。(私は絶対そんな名前で呼んだことはない)えっとちょっと待ってくださいね、えーっと6つだ!6つの作品があったんすけどそれも3.0×3.0くらいのデカさにスーパー派手派手にデコってあって圧巻でした!半端ねぇ!小学生半端ねぇ!新入生にここまでの手厚い歓迎ありがとうございました!歌も歌ってもらったしおじさんが感謝です!主役の子供はと言うと、朝ちと寒いから普段着の薄手のパーカーを着せていったんだがそれを教室に脱がし忘れたのか脱がなかったのか、一張羅の上に羽織ったままで凛として入場してきたもんだから笑っちゃって笑っちゃって。せっかく入学式用に手配した一張羅が普段着のパーカーにかき消さられてさすが我が子クオリティとほほえましたかった。おっと気づいたら笑いすぎて一筋の涙が…。これからも子供の成長は記していきたいと思います。

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