パイプレンチとは?使い方の基本と応用。メンテナンス方法を徹底解説!!

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Pipe wrench of a plumber repairing a sink in a domestic kitchen.

水道とガスは、私たちの生活基盤を支える重要なインフラですが、地中や建物内部に敷設された配管システムも、経年劣化による破損や予期せぬトラブルが発生することがあります。では、水道管やガス管の設置・修復作業には、どのような工具が役立つのでしょうか?ここでは、配管工事で頻繫に利用される「パイプレンチ」について徹底分析します。

パイプレンチとは? パイプレンチの種類やサイズのご紹介!

パイプレンチとは

パイプレンチ。通称「パイレン」は、配管作業や修理などで使用される工具の一つです。水道管やガス管などのパイプの綱手の付け外し特に丸いパイプを回したり、つかんだりするために使われます。パイプレンチは、通常のレンチでは回せないパイプを、上あごと下あごの2方向から食い込むことでしっかりと固定し回すことができます。

このようなことから、パイプレンチは配管工事に特化した工具と言えるでしょう。

種類は?

種類には、一般的なトライモ型、一部で使われるリッジ型・スチルソン型があり

それぞれ強力型・普通型に分かれます。またチェーントング(チェーンレンチ)、コーナーレンチ樹脂加工タイプ、パーマルレンチなど、用途に応じた専用工具もあります。パイプの材質や形状を考慮し適切な工具を選びましょう。

パイプレンチのサイズ一覧

全長

  • 150mm~1200mm
  • 長さは150mm~1200mmまであります。
  • 大(900mm)・中(350mm)の2タイプあればほとんどのパイプを取扱う事が出来ると思います。

重量

  • ・ 185g~10700g
  • 長さが150mmのタイプで0.22g 
  • 1200mmあるタイプで10kgを越えるタイプもあります。もはや斧です。
  • サイズが長くなればなるほど本体の重量は増していきます。
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パイプレンチの使用方法と選び方!

パイプレンチの選び方

パイプレンチの選び方は、前項で紹介した使用用途に応じたサイズやメンテナンス性を選定するほかに、作業性や耐久性も考慮すると良いでしょう。

これらの使い分けは、長時間作業をする際はより軽いアルミ製を、より力を必要とする場面では強度の高い持ち手が太いものを用いると良いのではないでしょうか。

その他にも、肉薄の配管を締め込む際はパーマルレンチ、逆に肉厚の4インチ5インチなど大口径のものならチェーントング(チェーンレンチ)を用いる。狭隘な場所ではコーナーレンチが活躍します。

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パイプレンチの使用方法

パイプレンチの使用方法は、大きく分けて3つの動作です。

  1. 配管を掴む
  2. 配管を回す
  3. パイプレンチを外す

では、確認していきましょう。

配管の組付け・分解作業でパイプレンチを正確に使うことは非常に重要です。パイプレンチの使い方について、以下のポイントを押さえると効果的です。

  • パイプレンチの口を垂直に設置 配管に対してパイプレンチの口を垂直に設置することが一番大切と言っても過言ではありません。これにより、力が均等にかかり、配管が滑りにくくなります。もしパイプレンチを斜めに設置すると、力が偏ってしまい、配管が傷ついたり、作業がしにくくなります。
  • 配管との接触面積を広げる パイプレンチの口を配管に対してしっかりとフィットさせ、接触面が広くなるように調整します。接地面が広くなることで、配管にかかる圧力が分散され、配管が傷つくリスクが減ります。特に鋼管や金属製の配管の場合、接地面積が多いと、しっかりと掴んで安定した力を加えられます。

これらのポイントを守りながら、作業を進めることで、より効率的で安全に配管の組付けや分解が行うことが可能です。

ここで応用編。

前述で耐久性の考慮と申しましたが、理由があります。

配管を緩める作業の際に強烈な錆やボコッと変形している箇所が存在します。これらを緩める、回すにはヒト一人の力ではどうしようもない場合があります。そんな時は、、、

パイプレンチは基本その場に2丁あるのでパイプレンチの柄の部分に単管パイプ等の長尺物を挿して回すと、てこの原理で回らなかったものが回る力を得ます。この時パイプレンチの柄の部分には強いプレッシャーがかかるので耐久性がないと柄が曲がったりして破損することになります。ですので、こういう応用は慎重に行うことが必須です。

パイプレンチの注意点

パイプレンチが滑ることが多々あります。これが非常に疲れますし危険です。滑る原因についてまとめました。

パイプレンチの設置が不適切

  • パイプレンチの口が配管表面と十分に接触していないと、力がうまく伝わらず滑りやすくなる。
  • この状態で作業を行うと、配管が傷ついたり、作業者がケガをするリスクが増大する。
  • 作業前にパイプレンチの設置を確認し、正確に設置されていることを確保する。

配管とパイプレンチのサイズが合っていない

  • パイプレンチが小さすぎると、作業に必要な力が増し、手元が不安定になる。
  • パイプレンチが大きすぎると、過度な力(オーバートルク)が加わり、配管が変形する可能性がある。
  • 配管のサイズに合わせた適切なサイズのパイプレンチを選ぶことが重要。

パイプレンチの歯が汚れている潰れている

  • 歯にゴミが挟まっていると、力が伝わりにくくなり、パイプレンチのグリップ力が低下する。
  • 汚れやゴミが緩衝材となり、パイプレンチが滑ったり、配管に傷をつける原因となる。
  • 過度な力(オーバートルク)や用途外使用による歯の潰れで食いつきが悪くなる。

パイプレンチのメンテナンス方法

パイプレンチの構造は実にシンプルです。

パイプレンチには回して動く摺動部があります。これを回し続けると上あごが外れます。その摺動部、上あごの背の部分や上あご、下あごの歯の部分。をワイヤーブラシなどで磨きCRC556等の潤滑剤を吹いて組み立てたら完了です。

パイプレンチはシンプルな構造な故にとても丈夫です。敵は錆になるのでこまめに潤滑剤潤滑スプレー等を使用してあげてください。

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パイプレンチの使い方とメンテナンス方法!まとめ

今回は、パイプレンチの使用方法からメンテナンス方法までを解説していきました。

このようにパイプレンチは配管工事には必須工具であり、適切でないサイズの使用やパイプレンチのセッティングミスによって怪我の原因となる可能性を秘めています。

この記事を参考に、パイプレンチの導入や安全で快適な作業になれば幸いです。