会社概要
• 社名:株式会社ナルネットコミュニケーションズ(Nalnet Communications Inc.)
• 設立:2019年7月18日(1978年設立の旧法人は2022年に現法人に統合)
• 資本金:76百万円
• 社員数:241名(2024年3月31日現在)
• 売上高:76億7,200万円(2024年3月期決算)
• 本社所在地:愛知県春日井市下市場町5丁目1番地16
• 代表者:代表取締役社長 鈴木 隆志
事業内容
同社の主な事業内容は以下のとおりです:
• 車両のメンテナンス受託事業:リース会社や一般企業向けに、車両のメンテナンス管理サービスを提供しています。
• MLS(マイカーリースサポート)事業:個人向けリースサービス提供者に対して、リース車両のメンテナンス管理業務を提供しています。
• BPO事業:データ管理、タイヤ保管、納税管理などのビジネス・プロセス・アウトソーシングサービスを提供しています。
• その他:中古車売却、ワランティ、メンテナンスパックなどのサービスを展開しています。
- 事業拠点
• 本社:愛知県春日井市下市場町5丁目1番地16
• 静岡営業所:静岡県静岡市清水区富士見町8番16号 木協ビル
• 岐阜営業所:岐阜県岐阜市金園町1丁目3番地の3 クリスタルビル7階
• 三重営業所:三重県松阪市宮町172番地の8
• MTセンター:愛知県春日井市下市場町6丁目4-13
上場。その後の株価推移
株式会社ナルネットコミュニケーションズ(証券コード:5870)は、2023年12月25日に東京証券取引所グロース市場に新規上場しました。 上場時の公募価格は1,040円でしたが、初値は956円と公募価格を下回りました。
• 2023年12月:終値496円
• 2024年1月:終値498円
• 2024年2月:終値539円
• 2024年3月:終値564円
上場直後は公募価格を下回る水準で推移していましたが、その後、徐々に株価は回復傾向を示しています。
- 株式会社ナルネットコミュニケーションズの沿革
創業前
• 1963年(昭和38年):出口元会長が高校卒業と同時に、叔父の経営する自動車整備会社に役員として入社しました。
• 1970年(昭和45年):将来自動車リースの時代が来るとの確信から、上記会社にて自動車リース事業を開始しました。
自動車リース事業の基盤確立時期
• 1978年(昭和53年):これらの経験を活かし、日本オートリース株式会社を設立しました(資本金800万円、社員数3名)。
• 1979年(昭和54年):資本金を900万円に増資しました。
• 1983年(昭和58年):設立5周年を迎え、年商3億8,300万円、社員数13名となりました。
社名変更と事業拡大
• 2000年(平成12年):社名を「株式会社ナルネットコミュニケーションズ」に変更しました。
組織再編と上場
• 2019年(令和元年)7月18日:新法人として株式会社ナルネットコミュニケーションズを設立しました。
• 2022年(令和4年):1978年設立の旧法人を現法人に統合しました。
• 2023年(令和5年)12月25日:東京証券取引所グロース市場に上場しました。
これらの歩みを通じて、同社は自動車リース業から自動車関連BPO事業へと事業領域を拡大し、現在に至っています。
パートナーシップ締結
株式会社ナルネットコミュニケーションズ(以下、ナルネット)は、2023年8月31日に伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠商事)および伊藤忠エネクス株式会社と戦略的パートナーシップを締結しました。
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提携の背景と目的
この提携の主な目的は、伊藤忠グループの自動車アフターマーケットにおけるノウハウと、ナルネットの全国約11,700ヶ所の自動車整備工場ネットワークを組み合わせ、以下のようなシナジー効果を創出することです。
• サービスの共同開発:タイヤやエンジンオイル等の販売、リース車両向けメンテナンスパック、中古車向けワランティなどの取扱商品・サービスを共同で開発し、導入すること。
• ネットワークの強化:伊藤忠グループのネットワークやアライアンス先との協業を強化し、サービスの質と範囲を拡大すること。
これらの取り組みにより、両社は自動車アフターマーケット業界の再編と発展に寄与することを目指しています。
- 期待される相乗効果
1. サービスの共同開発と導入:タイヤやエンジンオイルの販売、リース車両向けメンテナンスパック、中古車向け保証サービス(ワランティ)などの新たな商品・サービスを共同で開発し、市場に導入することが計画されています。
2. ネットワークとアライアンスの強化:伊藤忠商事が持つ広範なネットワークや提携先との協力を強化し、ナルネットの提携整備工場ネットワークに伊藤忠商事の自動車アフターマーケットにおけるノウハウを導入することで、サービスの質と範囲を拡大することが期待されています。
- 相乗効果の実現時期
具体的な相乗効果の実現時期については、公式な発表がないため明確ではありません。しかし、提携が2023年8月31日に発表されていることから、これらの取り組みは2024年以降、順次実施される可能性があります。具体的なサービスの開始時期や効果の発現時期については、今後の公式発表を注視する必要があります。
伊藤忠商事がビッグモーターを買収したことにより、ナルネットコミュニケーションズ(以下、ナルネット)へのプラスの影響が期待されています。伊藤忠商事は2023年8月、ナルネットの株式36%を取得しており、両社は自動車アフターマーケット事業での協力関係を築いています。
- 期待されるシナジー効果
• サービスネットワークの拡大:ナルネットは全国約11,700ヶ所の自動車整備工場と提携しています。ビッグモーターの買収により、これらのネットワークとビッグモーターの販売網を組み合わせることで、サービス提供エリアの拡大や効率化が期待されます。
• 業務効率の向上:伊藤忠商事は欧州での自動車関連事業の経験を持ち、そのノウハウを活用することで、ナルネットとビッグモーターの業務プロセスの最適化や効率化が図られる可能性があります。
期待して良いか
これらのシナジー効果により、ナルネットの事業拡大や収益向上が期待されます。ただし、具体的な成果が現れるまでには時間がかかる可能性があるため、長期的な視点での期待が適切です。
なお、伊藤忠商事によるビッグモーター買収の詳細や背景については、以下の動画で解説されています。ご参考までにご覧ください。