私に残された釣行はあと1日。熊本、川辺川の大ヤマメの噂を聞きつけ大遠征。初日はご存じ増水による濁りで本流大ヤマメは断念。そして支流でしこたま釣れたけど数だけでサイズアップは望めず、反省と作戦の練り直しを地元の銘酒を嗜みながら夜を過ごす。久しぶりに焼酎を飲んだがスッと入っておいしかった。
ポイント探しにも熱が入る。ここは水量ありそうだここは上に砂防連発だなここは入渓しずらそうだ。とかやっぱそこら辺は怠惰なものでいろいろ見て入りやすそうなとこ選んじゃいます。(ラス1なのに気合いが足らんのじゃないか?
とりあえず四つほど支流を抑えて行ってみる。これも釣れる釣れるよく釣れる。ヤマメってこんなバクバク食ってくるんだ。すげぇイージーゲーム。
だけどMAX21センチ。違う。大ヤマメが欲しいんだ。
これじゃあだめだ隣に良さそうな支流があったのでそこへ行ってみる。入渓しずらい。しずらいからこそ人が入らない、はず。ラス1だから気合い入れて入渓してみる。結構高めの段差が三段ある。ポイントは結構高め。恐る恐る足を出して行く、手の置く位置を確認しながらこれは触っていいのかちぎれないか?動かないか?
あ〜!っと、軽く滑落する。
ふぅ。自分の体と周辺を軽く見渡す。よし。(なにがよし?笑 うんうん。雰囲気はいい。広葉樹が茂っていい感じに光が入っている。水量も十分にあって当たりな予感!投げてみたがチェイスは見当たらない。うむ。この巨岩を超えた先はいいポイントそうだ!と息巻いてぴょんぴょんと(実際はぴょんぴょんできない)巨岩の上にたどり着いた。いや〜びびったーびびったっすよ。その巨岩の上に御神酒と盛り塩があってまじでびびった。なんかすみません。ってソッコーで出てこうと思ったけど周りが獣避け用の網でずーっと囲われてて焦って戻った。ビビリなもんでもういや〜。と思ったらスイッチ入っちゃって出たくて出たくて仕方なかった笑
やっとの思いで脱渓した。ふぅ。ビビリは大変だぜ。それから次行った。ここもいかにも居そうな雰囲気。ここも川は近いんだがなかなか入り口が見つからなくて仕方なく無理やり藪漕ぎして入った。するとすぐにチェイスが見えた。んでそいつが何度もチェイスきてやはりヤマメは獰猛だなぁと思いました。食い意地が素晴らしい意地汚い。故に簡単すぎる。何のルアーでもどんなアクションでも普通にインジェクションのタダ巻きでも食ってくるイージーゲーム。
だがサイズアップならず。大きい魚を釣るならやはり本流か。本流は車移動になるからめんどくさいんすよね。いつまでもそこで打ってたら飽きてくるし。でもラス1。つべこべ言ってる場合ではない。エンジンかけてドライブシフトブイーン。
当然知らない川だからとにかく良さげなとこは打ちまくってみた
ここ?いない。ブイーン。こことか?いない。ブイーン。ここ居そう。いないブイーン。まあめんどくさいっすね。最後はもう飽きちゃって砂地の足場に日付書いたりして遊んでました。
そう。心が折れてしまった。ヘロヘロになるまで大ヤマメを追いかけたがMAX22センチでした。次は尺釣れると嬉しいな。とにかく数は釣れたからこれはこれでお腹いっぱい。ありがとう自然!ゴミをポイ捨てするやつだめだめよ!